現役大学生が思う一人暮らしの家具家電
春。入学や卒業、就職など出会いと別れの季節。
それに伴い新たな地での一人暮らしを予定している方も多いのではないだろうか。
ちなみに、著者も大学入学とともに一人暮らしを始めることになったのだが、合格発表が3月に入ってからだったのもあって、遅めに家具や家電を買うことになった。
家具はほぼニトリで揃えたのだが、人気のものはもうすでに予約でいっぱいだったり売り切れだったりでわたわた苦戦した記憶がある。それでも人気色でなければかろうじて在庫があるなどで何とか買うことができ、地元は人口がそんなに多い都市ではなかっただけに救われた…と胸を撫で下ろしたのを覚えている。
今回は現役大学生で一人暮らしをしている著者なりに、家具・家電について「これは必要」「そうでもない」と生活の中で思ったものをいくつか挙げていきたいと思う。
言うまでもなく必要なものは挙げていないが、書いておきたいことがあるものは記したつもりだ。
そう書くと堅い感じになるけどはちゃめちゃ自分用にチューニングしてあるし、ゆるい感じで読んでもらえれば…なんなら目次だけで良いと思う…
この記事が春から一人暮らしを始める方、何を揃えればいいか悩んでいる方の参考になれば幸いである。
はじめに:著者の生活スタイルについて
私は先述の通り大学生である。
・日中は授業orサークル活動(現在はコロナの影響で個人活動)
・外食は月一回くらい
・ご飯はほぼ自宅で食べる
・コンロひとつ
・洗濯機は自室にある(コインランドリーなど共用ではない)
・二日に一回のペースで洗濯
・ときどき友人が遊びに来る
というスタイルで過ごしている。
ちなみに、自炊に関しては元々料理ができないので大学生でもやらないだろうと最低限の環境でいいと思っていたのだが、その予定が変わったため今は少々不便を感じることもある。ほぼ自宅で食べるけれど、週1くらいはインスタントで済ませている。
著者がこのような生活スタイルであることを念頭に、ご自身の考えられる新生活と比較しながら読み進めていただければと思う。
絶対いると思うもの
大きめの冷蔵庫
冷蔵庫を買わない人はいないと思うが、サイズは大きめのほうがよいと考える。
よく自炊する人はもちろんだが、そうでなくてもヨーグルトや納豆、作り置き、冷凍食品など、定期的にやってくる”料理する暇も気力もない期”のために自炊せずともすぐ食べられる食品はストックしておいたほうがいい。大抵そういうときは外出するのもままならなくて食事を抜いちゃおう、という思考に至るので家の中に用意しておくのがよさそうだ。大学生になると料理を疎かにしがち。あと、1人だと料理や材料が中途半端に残ってしまうこともあるので、冷凍して保管することが多い。
電気ケトル
下宿にはコンロが1つしかないところが多い。お茶やコーヒー、カップラーメンやインスタントのスープなどお湯を沸かすタイミングは日常的にあるので、コンロを確保するためにも電気ケトルがあると便利。
電子レンジ
超大事。レンジだけで調理が完了するレシピがありやはりコンロの確保になるし、冷凍食品の解凍や作り置きの温め直しに不可欠。
タッパー
自炊する人向け。作り置きの保管はもちろん、台所は狭いことが多いので切った野菜を一時的に置いておくのにも便利。多めに切りすぎたと思ったらそのまま冷蔵庫に入れられるのも便利。
多めの皿
洗い物をためてしまうとすぐ食器がなくなる。だがやはり”皿を洗う暇も気力もない期”というものが存在するため、洗わなくても食事にありつけるような環境があると楽だ。忙しいときやお腹がすいているときは気持ちに余裕がなくなるものだ。
また、一人暮らしなので大きめの皿はそんなに必要ない。平皿や深皿など、種類はいくつかあったほうが便利。
インスタント食
超大事。作る気も食べに行く気もない~となったときに最低限の時間と手間で空腹を満たせるのでストックしておくのがいい。レトルトカレーやスープ、カップラーメンなど。毎食食べるとかしない限り身体に悪いものではないし、食べないよりはずっといいと思っている。あと、フルーツグラノーラなど長めに保存しておける食糧もあるといいだろう。
多めのハンガー
一人暮らしだと一日の洗濯量が少なく、何日かに一回の人も多い。あるいは、友人でコインランドリーを利用している人がいるが、コスト節約のため利用回数を減らしているという話を聞いたことがある。要はまとめて洗濯することが多く、それらを干すためにハンガーは多めに必要になるということである。
ホワイトボード・メモ
一人暮らしをしていると、こなすタスクの数がなかなか多い。忘れてしまうと大変なものもあるのでメモを取るのがいいと思うが、頻繁にタスクを追加したりこなしたりしているとメモをなくしてしまうこともあるし紙も勿体ないのでホワイトボードを使うと結構便利だ。
あったらいいかも・なくても大丈夫
オーブントースター、オーブンレンジ
料理が好きな方向け。料理の幅が一気に広がるけれど、自炊をそんなにしない人ならいらないかも。下宿の台所は狭いので、スペースをとるものはあまり置かないのがよい。
たくさんのコップ
入学祝などのプレゼントや一番くじの賞など(?)、コップはなぜか多くなりがちだが、頻繁に割るわけでもないからたくさんはいらない。友人が遊びに来たときなどには複数個必要になるが、紙コップなどでも代用できるので少なめでよさそうだ。
プリンター
そんなに使わない。生協などでも使えるので家になくてもいい。ただしオンライン授業などでプリントは各自印刷、とかだったら断然あったほうが便利。
テレビ
ネットやアプリなどでニュースは確認できる。ドラマやアニメも放送からしばらくなら公式無料配信サイトで見ることができる。案外テレビを見る時間はないもので、友人でもテレビのない人や、あるけど何か月も見ていないという人が著者のまわりには結構な割合でいる。
テレビが趣味という方、受動的にでもニュース見る習慣が大事と考える方やゲームのモニター替わりにしたい方、録画しておいて期限を気にせず見たいという方向けだと考えている。
マット系
玄関、台所、トイレなどにマットを敷く方もいらっしゃるかもしれないが、特に理由がないなら買う必要はないだろう。汚れたときにサッと拭いたりモップ掛けをしたりのほうが時短になるし衛生的だ。洗濯の手間も省ける。
掃除機
著者はいまのところクイックルワイパーなど市販のモップなどで事足りると思っている。でもカーペットを敷く予定など、モップじゃ掃除できなさそうなら買うべし。買うならちょっといいものにしたほうがよさそう。安すぎると吸い込まないとか吸ったものが排気口から出るとか、掃除できているのか不安になるものもある。
ベッド
ベッドが必要ないのではなく、ベッドという形にこだわらなくていいという考えから。万年床にしないなら布団にして部屋のスペースを確保するのもアリだと思っている。ただ、ベットであれば下に服などの収納もできるので好みの問題である。
おわりに
いかがだっぢろうか。
著者は特に食事には注意を払っているつもりだ。
というのも、高級食材を使っている、とかそういう意味ではなく、減らさない・欠かさないように、という最低限はキープできるようにするという意味だ。
著者は生活の中で「一人暮らしはモチベーションが下がるとすぐ食事の量と質が悪化するもの」であることを学んだ(自分に限らず周りの人間もそのようである)。しかも金欠に陥ると、最初に削られるのは娯楽費より食費だったりする。
食事は体調やメンタルに直結するもの。おろそかにするのは好ましくない。
とは言え、時間がなかったり疲れがひどかったりすると、そこから料理を作って洗い物をして...と考えるだけでも億劫になるもの。しかも他の家事や仕事、学業をもこなす必要がある一人暮らしではこういう「今日はがんばれないよ~」な虚無虚無デーは意外と少なくない。
モチベーションがないときこそ簡単に食事にありつけるように気を付けている。
ライフスタイルはひとそれぞれであるから、参考にまではならなくとも選択肢や考え方のヒントにでもなれば幸いである。